併設展 2023年12月10日(日)-12月24日(日) 特別展:2023年度 日本民藝館―新作工藝公募展― 本館1階 第1室日本民藝館展 準入選作展示室 特別展「2023年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。 平成21年度 日本民藝館展 準入選作展示風景 第2室日本民藝館展 準入選作展示室 特別展「2023年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。 平成21年度 日本民藝館展 準入選作展示風景 第3室彫文様の焼物 焼成前の器表に文様や文字を彫る焼物の装飾技法には、筆による絵付とはまた違った魅力が見出せます。彫りによって曲線や直線、動植物文が刻まれた壺や甕、連続した削り目を施す飛び鉋の碗ほか、丹波・瀬戸・沖縄などで作られた彫文様を持つ焼物を展示します。 赤土部釉黒流魚文甕丹波 江戸時代中期 18世紀 20.4×29.8cm 本館2階 第1室朝鮮時代の祭器 朝鮮時代には、先祖崇拝のための儒教的な祭祀(チェサ)が広く浸透しました。祭床を設けて香を焚き、祖先に拝するもので、食物や酒などの供物を整えるため、陶磁器や木製、真鍮製の器が使用されました。祭器を中心に、冠婚葬祭などの儀礼習俗にまつわる工芸を紹介します。 灰釉足付祭器朝鮮時代 16~17世紀 12.6×27.7cm 第2室民藝運動の作家たち ―スリップウェアと洋食器 優れた古陶磁を範に新作工芸の創造が目指された民藝運動の作家たちに、化粧土で流し描く英国のスリップウェアは大きな影響を与えています。新たに生み出された日本のスリップウェアのほか、紅茶碗や水注など、欧州の伝統に基いた形状の食器を中心に展示します。 スリップウェア水注舩木研兒 1956年 8.0×7.4cm 第3室西洋の椅子と木工 ターンド・アームチェアイギリス 18世紀末82.0×58.0×48.0cm村田コレクション 第4室西洋の金工 ピューター製ベル型ジャグスイス 18世紀末期 29.0×22.0×15.0cm村田コレクション 西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。 2階柳宗悦記念室 日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889–1961)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。 1階柳兼子記念室 女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室で、その生涯を顕彰します。併せて、柳宗悦の生涯や当館の歴史を紹介する「日本民藝館物語」を上映します。 開館日カレンダー