日本民藝館

展示

年間予定 2017–2018年 

展示替のため休館(3/27–4/3)

江戸期の民藝 —暮らしに息づく美

2017年4月4日(火)–6月18日(日)

民藝とは「生活の知恵」や「心の伝統」が形になったもので、独自の美意識や造形感覚が見事に表されています。本展では日本における民藝の黄金期であった江戸時代に焦点を当て、暮らしを彩った陶磁器、織物、染物、木工・家具、金工など約200点を、館蔵品の中から厳選し紹介します。日本の暮らしに息づく、美の世界をご堪能ください。

柿色地駒散し文様羽織
江戸時代 19世紀 丈102㎝

展示替のため休館(6/19–6/26)

色絵の器 —天啓赤絵・呉州赤絵・古伊万里赤絵

2017年6月27日(火)–8月27日(日)

色絵とは、高温で焼き上げた陶磁器に上絵具で絵付し、上絵用の窯で焼き付ける装飾技法です。当館では、明末清初の時期に景徳鎮の民窯や福建省の漳州窯などで焼かれた輸出用の器や、大らかな絵付の伊万里焼の色絵磁器を所蔵していますが、本展ではこれらに加え、沖縄・壺屋の陶胎に施された色絵や、濱田庄司による赤絵の陶器など工芸作家の作品も交えて展示します。

色絵波文輪花形皿(天啓赤絵)
明時代 17世紀 景徳鎮民窯 径15.5cm

展示替のため休館(8/28–9/6)

ウィンザーチェア —日本人が愛した英国の椅子

2017年9月7日(木)–11月23日(木・祝)

17世紀に英国中南部で生まれたとされるウィンザーチェア。座も背も全て木の部材で作られたこの椅子は、民藝運動の中で柳宗悦や濱田庄司、芹沢銈介、池田三四郎といった人々から高い評価を得、西洋家具の代表として認知されてきました。本展では現在日本にある英国ウィンザーチェアの優品と、これに関連する木工家具をかつてない規模で展観し、自然に根差した材料と確かな手法による造形美を紹介します。

※本展は7月1日–8月27日に長野県信濃美術館で先行展示されます。

コムバック・ウィンザーチェア
イギリス 18世紀 高106.5cm

展示替のため休館(11/24–12/9)

平成29年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—

2017年12月10日(日)–23日(土・祝)

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展です。

(出品作:陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙・他)

平成28年度日本民藝館展
ポスター

展示替・年末年始のため休館(12/24–1/10)

棟方志功と柳宗悦

2018年1月11日(木)–3月25日(日)

柳宗悦を生涯を通じて絶対的な師匠と仰いだ版画家・棟方志功。棟方の才能を認め愛し続けた柳宗悦。他力の美を善しとする「民藝」の在り方や、無心に重きを置く柳の考えを具現化したのが棟方であったと言えます。本展では、二人の間に交わされた書簡からその関係性や思索の相違などを探りつつ、そこから生まれた棟方作品の魅力を紹介します。

二菩薩釈迦十大弟子 迦旃延の柵(部分)
棟方志功 1939年

展示替のため休館(3/26–4/2予定)

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