日本民藝館

展示

併設展

2021年10月1日(金)-11月23日(火・祝)

特別展:棟方志功と東北の民藝

本館1階

玄関回廊棟方志功と東北の民藝

棟方志功の生命感みなぎる書を中心に、南部地方(岩手)で作られた漆絵の瓶子や盆や椀、金箔を施した秀衡椀や片口などの漆器、そして三春(福島)や堤(宮城)、相良(山形)などで作られた古人形を紹介します。それらが宿す、たおやかで健康的な美をご堪能下さい。

第1室愛知・岐阜の焼物

陶磁器一般の通称のひとつに「せともの」が挙げられるほど、日本を代表する窯業地である愛知県瀬戸。同じく愛知県知多半島周辺の古窯・常滑、岐阜県南東部・東濃地方で栄えた美濃。瀬戸を中心として、愛知・岐阜両県の窯の焼物を交えて展示します。

第2室中国の造形

古くから日本人に愛され、人物・動植物・山水などの絵付の魅力が溢れる「古染付」や「呉須手」と称される磁器類を始め、死者を弔う為の副葬品として作られた明器(めいき)など、悠久の歴史を持つ中国で生まれた力強く美しい造形の数々をご覧ください。

第3室・特別展東北の仕事着

家族のために原料から育て、紡いだ糸で布を織り、衣服を仕立てるというのが当たり前の時代がありました。本室では、「よく是程のものを遺してくれた」と柳が讃えたこぎん刺や菱刺、刺子など、寒冷の厳しい東北地方の女性たちが農閑期に生み出した手わざを紹介します。

本館2階

第1室胸肩井戸むなかたいどと朝鮮陶磁器

当館は棟方志功が愛蔵した朝鮮時代の焼物を近年数多く受贈しました。それは自身が「胸肩」と銘を付けた井戸他の茶碗類や、見事な筆致の「鉄砂龍文壺」、豊な姿形を見せる「白磁壺」などの優れた品々です。棟方旧蔵品を軸に多彩な朝鮮陶磁の魅力を紹介します。

第2室海東硯かいとうけん

柳は朝鮮半島で生れた石硯にも美を見届け、それを「海東硯」と総称して多くの優品を蒐めました。中国の端渓(たんけい)や歙州(きゅうじゅう)のみを諒とする古例に反し、この分野でも新たな見方を提示したのです。本室では海東硯を中心に中国や日本の陶硯等も併せ、その造形美に迫ります。

第3室版と型の絵

下絵を版に起こし、紙などに摺って複数の作品を仕上げる版の技法は、絵画の中でも工芸的要素が強い分野です。社寺で配する御符や挿絵入りの版本など江戸時代の版画作品を中心に、版木押しや合羽刷りの技法を応用した大津絵を交え、版と型による表現を紹介します。

第4室自在鉤と湯釜

自在鉤は、囲炉裏や竈の上の梁などから下げ、湯釜や鍋、鉄瓶などを掛けるための鉤。掛けたものの高さを変えるために付属する横木には、火伏の意を込めた魚のほか、熨斗などの縁起物といったさまざまな意匠が見られます。自在鉤とその周辺の工芸を特集します。

西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。

2階柳宗悦記念室

日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889–1961)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。

1階柳兼子記念室

女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室では使用していたピアノをはじめ、自筆楽譜、演奏会プログラム、ポスターなどの資料を随時展示し、その生涯を顕彰します。

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