日本民藝館

展示

年間予定 2021–2022年 

改修工事のため休館(2020/11/24–2021/4/3)

日本民藝館改修記念 名品展I —朝鮮陶磁・木喰仏・沖縄染織などを一堂に

2021年4月4日(日)–6月27日(日)

日本民藝館は大展示室を中心に、葛布や大谷石を用いて展示品がより美しく見える創設時に近い空間に改修いたします。この事業を記念した1回目の改修記念名品展では、創設者・柳宗悦の代表的な著作名、「朝鮮とその藝術」「木喰上人の彫刻」「陶磁器の美」「初期大津絵」「琉球の富」「物と美」「茶と美」「美の法門」をテーマに、当館が誇る古作の逸品を一挙に公開します。

柳宗悦『木喰上人作木彫佛』、木喰五行研究会、1925年より
自刻像 木喰明満 1801年 江戸時代〈日本〉 高75×幅24㎝

展示替のため休館(6/28–7/5)

日本民藝館改修記念 名品展II 近代工芸の巨匠たち

2021年7月6日(火)–9月23日(木・祝)

近代工芸の巨匠、バーナード・リーチ、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢銈介、棟方志功。当館創設者の柳宗悦と親しく交流した彼らは、生活に役立つ実用工芸を中心に、近代を代表する優れた作品群を生み出しました。2回目の改修記念名品展では、柳の思想に共鳴し、制作活動に生かした工芸作家の代表作を中心に展示します。

左より色釉格子文茶器(濱田庄司 1928年)、鉛釉象嵌鉢(河井寬次郎 1930年)、楽焼葡萄文蓋付壺(バーナード・リーチ 1913年)、右奥襖は巴文襖(芹沢銈介 1935年)

展示替のため休館(9/24–9/30)

棟方志功と東北の民藝

2021年10月1日(金)–11月23日(火・祝)

東日本大震災が発生し、平穏な営みが奪われてから10年が経ちました。本展では、青森に生まれた版画家・棟方志功が東北に幸あれと願い制作した「東北経鬼門譜」を中心に、柳宗悦らが東北各地で蒐集した陶磁、染織、木漆工、編組などを展示。東北は民藝の宝庫であり、豊かな文化的創造力を育む地であることを改めて紹介したいと思います。

「東北経鬼門譜」(部分:倭男挙腕挙足歓喜像)
1937年 121.0×74.0

展示替のため休館(11/24–12/10)

2021年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—

2021年12月11日(土)–24日(金)

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展です。
(出品作:陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙・他)

2019年度日本民藝館展
ポスター

展示替・年末年始のため休館(12/25–1/9)

美の標準 —柳宗悦の眼による創作

2022年1月10日(月・祝)–3月20日(日)

柳宗悦が蒐めた当館所蔵品は、時代や産地、用途などが異なりながら同一の美しさで通底しています。柳はその美を「不二美」「美醜なき美」などと呼び、「美の標準」として広く真価を問いました。今展では同じ美の源泉から多種多様な姿で顕(あらわ)れた「美の標準」を展観します。それらは初期の茶人達が見立てた井戸茶碗と同様、柳の眼による創作といい得るでしょう。

染付草文猪口 伊万里
17世紀 高5.6×幅7.5㎝

展示替のため休館(3/21–3/30予定)

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