併設展 2024年12月7日(土)-12月22日(日) 特別展:2024年度 日本民藝館―新作工藝公募展― 本館1階 第1室日本民藝館展 準入選作展示室 特別展「2024年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。 平成21年度 日本民藝館展 準入選作展示風景 第2室日本民藝館展 準入選作展示室 特別展「2024年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。 平成21年度 日本民藝館展 準入選作展示風景 第3室自然釉と窯変 窯変とは、窯の燃料である薪の灰と炎が作用して、器肌に生じた予期しない変化のこと。当館が数多く所蔵する近世の丹波焼には、窯変による豊かな発色が見られます。無釉の製品に灰が降り掛かって自然釉となった焼物とともに、窯変の古陶を紹介します。 自然釉三筋壺常滑 平安時代 12世紀 22.6×18.0cm 本館2階 第1室朝鮮工芸の意匠―動物文様を中心に 朝鮮時代の工芸や絵画には、現代の私たちにも親しみ深い動物や崇拝の対象とされる霊獣までもが多彩に描かれています。繊細で詩的な表現から、大胆でユーモラスなものまで、生き生きとした姿が私たちを魅了します。 螺鈿花鳥文箱朝鮮時代 17~18世紀 10.6×33.0×33.0cm 第2室東北の工芸 柳宗悦は、東北地方が気候や交通の便に恵まれなかった地域であるがゆえに風習がよく保たれ、郷土固有の品が多かったのだと述べています。東北で作り用いられた、伝統が息づく品々を陶器・漆工・金工など多分野にわたって展示紹介します。 蔵戸錠前秋田県 1934年頃 41.0×37.5cm 第3室日本の染織 当館には、江戸時代から昭和初期まで日本各地で作られ、民間で使われた着物や布が多く収蔵されています。本展示では、筒状の袋に入れた防染糊を絞り出しながら線を引く「筒描」という染色技法で、琵琶湖周辺の名所・近江八景を描いた「近江八景文様芝居幕屏風」を中心に、日本の染織を紹介します。 近江八景文様芝居幕屏風(部分)木綿・筒描 6曲1隻江戸時代 18世紀 第4室欧米の木工 日本民藝館の木工コレクションは、国や時代を限定せず、健やかな造形美を持っていることを基準として蒐集されています。受贈から2年を迎えた村田コレクションの椅子などの佳品を交えて、ヨーロッパ・アメリカで生まれた木工品を展示します。 花鳥文箱(部分)フランス 19世紀 西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。 2階柳宗悦記念室 日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889–1961)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。 1階柳兼子記念室 女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室で、その生涯を顕彰します。 開館日カレンダー