日本民藝館

展示

併設展

本館1階

玄関回廊日本の漆工芸

漆工品の産地は東北地方から沖縄まであり、各々特色のある漆器を生み出しました。当館では主に、江戸時代に用いられた椀や盆、箱類、酒器等と社寺で使われた什器を所蔵しています。中でも朱漆等で文様を描いた「漆絵」の漆器には、秀衡椀を代表に優品が見られます。

第1室日本民藝館展 準入選作展示室

特別展「平成27年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。

第2室日本民藝館展 準入選作展示室

特別展「平成27年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。

第3室日本の民窯

日本民藝館が所蔵する民窯の優品を中心に、約50点を展示紹介いたします。民窯とは民衆の実用品を焼いた窯のことで、藩窯などに対する言葉でもあります。展示品は九州や東北の諸窯・壺屋・瀬戸・丹波など、日本各地の陶器で、主に江戸期以降に作られました。

本館2階

第1室朝鮮時代の諸工芸

韓国の朝鮮時代(1392–1910)には、民族固有の造形文化が大きく花開きました。この展示室では、主に18世紀から19世紀にかけて人々の暮らしを彩った、陶磁器や木工品、金工品、石工品、そして民画の数々を紹介します。おおらかで活き活きとした朝鮮工芸の魅力をご堪能ください。

第2室民芸運動の仲間達

「美の標準の提示」と「新しい創作への準備」を使命とする当館は、芹沢銈介はもちろんのこと、バーナード・リーチ、濱田庄司、河井寛次郎、棟方志功といった個人作家の研鑽の場でもありました。彼らは民藝の美に触発されながら、自らの創作の道を切り拓いていったのです。

第3室民芸運動の染織家

柳宗悦や芹沢銈介と縁を結び、民芸運動のなかで活躍した染織家達の作品を日本民藝館の所蔵品より紹介します。岡村吉右衛門、小島悳次郎、柚木沙弥郎、立花長子、古沢万千子らの型染や片野元彦の絞り染、柳悦孝や柳悦博の絣など、素材や色や模様をお楽しみください。

第4室芹沢銈介と日本の手仕事

染色家・芹沢銈介の作品には、民芸運動を通じて目にした工芸や風物が、様々に表されています。ここでは、柳宗悦の著作『手仕事の日本』(1948年)などで使用された芹沢による小間絵とそのモチーフとなった工芸品、そして生産地の情景や職人をモチーフにした芹沢作品を特集します。

西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。

2階柳宗悦記念室

民藝運動において、多くの工芸品を新しい視点で紹介し続けた雑誌『工藝』。この雑誌は、装丁に芹沢銈介をはじめとした優れた工芸作家が関わったことでも知られています。第7年~第8年(1937–39)を展示した前回に続き、第9年~第10年(1939–51)に刊行された24冊の『工藝』を展示いたします。

1階柳兼子記念室

女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室では使用していたピアノをはじめ、自筆楽譜、演奏会プログラム、ポスターなどの資料を随時展示し、その生涯を顕彰します。

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