日本民藝館

展示

併設展

2017年4月4日(火)–6月18日(日)

特別展:柳宗悦と民藝運動の作家たち

本館1階

玄関回廊柳宗悦と民藝運動の作家たち

ここでは、柳宗悦と民藝運動を推進したバーナード・リーチ、河井寛次郎、濱田庄司、芹沢銈介、棟方志功の作品を中心に展示します。

第1室柳宗悦(1889–1961)の仕事

宗教哲学者として出発した柳には作家としての作品はありませんが、その独特なコレクションと、基本設計も手掛けた日本民藝館そのものが、柳の最大の作品と呼べるかもしれません。ここでは、自著の装幀や関連書籍、自らの心境を記した短句などを中心に紹介します。

第2室バーナード・リーチ(1887–1979)の仕事

幼少期を日本で過ごした英国人リーチ。1909年に再来日し、柳宗悦らとの親交をきっかけに作陶を始めます。英国セント・アイヴスに築窯したリーチは、両洋の陶技を融合させた独自の作風を構築。本室では、陶器作品をはじめ詩情あふれる銅版画や素描などを紹介します。

第3室柚木沙弥郎(1922–)の仕事

柳宗悦の思想と芹沢作品に啓発されて染色家となった柚木は、創作の他、後進の教育にも力を注いできました。近年はパリのギメ東洋美術館など国内外で展覧会を開催、今なお旺盛な制作を続けています。本室では作者からの作品寄贈を記念して、旧所蔵品とともに氏の多彩な作品群を紹介します。

本館2階

第1室芹沢銈介(1895–1984)の仕事

柳宗悦の「工藝の道」を読み深い感銘を受けた芹沢は、1928年上野の御大礼記念国産振興博覧会「民藝館」で見た沖縄の紅型風呂敷の色と模様に強く惹かれ、型染を生涯の仕事としました。柳を唯一の師とし、その仕事は着物・帯・のれん、和紙の暦、本の装幀など多岐に亘っています。

第2室河井寛次郎(1890–1966)の仕事

濱田を介して結ばれた柳宗悦との親交を契機に、技巧を凝らした作品から実用を意識した制作へと自身の作風を一変させた河井。「色彩を引き受け」た作家であると柳は評しました。本室では、柳の眼により選ばれた館蔵の河井作品の中から、色鮮やかな釉薬の仕事などを紹介します。

第3室棟方志功(1903–1975)の仕事

独特な作風が注目され、日本民藝館が作品を買い上げたことを機に、柳宗悦らと親交を深めた棟方。以後柳を師と仰いで制作したため、当館の作品は初摺の板画がほとんどで、また柳考案の屏風装や掛幅装に仕立てられているのが特徴です。柳との交流期の代表作を紹介します。

第4室濱田庄司(1894–1978)の仕事

リーチを介して、柳宗悦と出会った濱田。河井とは学生時代からの友人でした。リーチと共に渡英し、帰国後は栃木県益子に生活の拠点を定めた濱田は、用に即した堅実で力強い陶器作品を制作しました。本室では、碗や鉢、土瓶など食器類を中心に紹介します。

西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。

2階柳宗悦記念室

日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889–1961)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。

1階柳兼子記念室

女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室では使用していたピアノをはじめ、自筆楽譜、演奏会プログラム、ポスターなどの資料を随時展示し、その生涯を顕彰します。

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