日本民藝館

展示

併設展

2017年12月10日(日)–23日(土・祝)

特別展:平成29年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—

本館1階

玄関回廊スリップウェア

スリップウェアは、主に十八世紀から十九世紀にかけて英国で作られた日用の器です。その形や模様には健やかで自由な美しさが宿ります。当館が所蔵するスリップウェアの優品を中心に、壁画サマリアの井戸や家具などの西洋工芸を展示します。

第1室日本民藝館展 準入選作展示室

特別展「平成29年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。

第2室日本民藝館展 準入選作展示室

特別展「平成29年度 日本民藝館展—新作工藝公募展—」において、準入選作に選ばれた各種の新作工芸品を、展示即売致します。

第3室日本の古陶磁

当館が所蔵する日本古陶磁の多くは民窯で焼かれた日用雑器です。
この部屋では、人々に愛され続けた伊万里や波佐見の染付磁器、柳宗悦によって評価の光が当てられた古丹波や薩摩焼(黒薩摩)の陶器など、江戸期を中心とした各地民窯の優品を紹介します。

本館2階

第1室朝鮮時代の生活工芸

朝鮮王朝時代後期、朝鮮半島では儒教の教えを基盤に特色豊かな生活工芸が育まれました。主に男性が用いた清廉で質素な文房具や調度品、主に女性が用いた明るく華やかな裁縫道具や装身具のほか、膳や食器など飲食にまつわる生活用具を加えて展示します。

第2室船木道忠・研兒とバーナード・リーチ

島根県松江市に江戸時代から続く布志名船木窯。その4、5代目の舩木道忠・研兒親子は、民藝運動の同人、特に英国の陶芸家バーナード・リーチと深い交友関係を育みました。本室では西洋の影響を色濃く感じる舩木親子の作品に、リーチの舩木窯制作作品を併せ紹介します。

第3室日本の織物

藍をはじめとした植物染料で堅牢に染めた糸で織った縞、格子、絣などの織物を展示します。特に丹波布と呼ばれる手紡ぎの木綿と白い屑絹糸で織り、夜具や座布団などに用いられた素朴な格子の布は、柳宗悦がその美を称えたものです。

第4室仏具と神具

第4室では、神仏を祀る厨子や、仏教の儀式に使用される仏具のほか、社寺に伝来した什器や法具、奉納品など信仰にまつわる工芸品を中心に紹介します。木工・漆工・金工などのさまざまな素材による、神仏の道具約50点をご覧ください。

西館(旧柳宗悦邸)※西館公開日のみご覧いただけます。

2階柳宗悦記念室

日本を代表する思想家で、日本民藝館の創設者である柳宗悦(1889–1961)。この「柳宗悦記念室」では宗悦の身辺の品や、アルバム写真、自筆原稿、出版物などの資料を展示して、その生涯を顕彰します。

1階柳兼子記念室

女性声楽家として活躍し、また夫・宗悦の仕事を物心両面にわたり支えた柳兼子(1892–1984)。かつて音楽室として使われていたこの記念室では使用していたピアノをはじめ、自筆楽譜、演奏会プログラム、ポスターなどの資料を随時展示し、その生涯を顕彰します。

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