日本民藝館

展示

年間予定 2018–2019年 

展示替のため休館(3/26–4/2)

柚木沙弥郎の染色 もようと色彩

2018年4月3日(火)–6月24日(日)

柳宗悦の思想と芹沢銈介作品に啓発され染色家となった柚木沙弥郎(ゆのきさみろう/1922– )は、制作のほか、後進の育成にも力を注いできました。近年はフランス国立ギメ東洋美術館など国内外で展覧会を開催、今なお旺盛な創作を続けています。工芸において模様を作る力がますます脆弱化する現代、柚木が生み出す模様と色彩は、私たちの渇きを荒原に湧いた泉のように潤してくれます。

型染飾布「輪廻流転」(部分)
1983年

展示替のため休館(6/25–7/2)

書物工芸 —柳宗悦の蒐集と創造

2018年7月3日(火)–9月2日(日)

「書物」を工芸品の一分野と位置付けた柳宗悦は、日本民藝館のコレクションとして、室町時代から江戸時代にかけての刊本や写本も蒐集しました。本展覧会では、東洋の古典籍を中心に、柳宗悦や芹沢銈介らの装幀による造本を合わせて展示し、柳宗悦が好んだ書物工芸の魅力を紹介します。

〔左上より時計回りに〕
『工藝』70号(1936年)、正像末和讃(室町時代)、文正草子(江戸時代)、『工藝』61号(1936年)、種子絵巻(桃山時代)

展示替のため休館(9/3–9/10)

白磁 Joseon White Porcelains

2018年9月11日(火)–11月23日(金・祝)

民族独自の美意識や造形感覚を映し出す朝鮮陶磁。なかでも白磁の器は、朝鮮王朝の統治理念であった儒教の精神に適う「清貧の美」と深い精神性を宿しており、人の心を優しく包み込んでくれます。本展では柳宗悦が愛蔵した朝鮮白磁の壺や瓶や鉢などを中心に展観し、その自由で無垢な美の世界を紹介します。

白磁壺
朝鮮時代 17世紀 高54.1㎝

展示替のため休館(11/24–12/8)

平成30年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—

2018年12月9日(日)–23日(日・祝)

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展です。

(出品作:陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙・他)

平成29年度日本民藝館展
ポスター

展示替・年末年始のため休館(12/24–1/10)

柳宗悦の「直観」 美を見いだす力

2019年1月11日(金)–3月24日(日)

それまで顧みられることのなかった、朝鮮陶磁、木喰仏、日本の民藝などに次々と美を見いだしていった柳宗悦。この前人未到の業績を可能とさせたものは、ほかならない柳の「直観」でした。本展では柳の眼差しを追体験してもらうため、説明や解説を省き、時代や産地、分野を問わず、柳が蒐めた名品を核として一堂に展観します。

※展覧会の趣旨に従いキャプション表記は省きます

展示替のため休館(3/25–4/1予定)

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