日本民藝館

展示

年間予定 2019–2020年 

展示替のため休館(3/25–4/1)

藍染の絞り 片野元彦の仕事

2019年4月2日(火)–6月16日(日)

天然藍による絞り染の第一人者として知られ、「片野絞り」と呼ばれる独自の技法を確立した片野元彦(1899-1975)。本展では、片野が制作した藍染による絞り染の着物や飾布、暖簾などの逸品を紹介します。また、父・元彦の仕事を支え続けた絞り染作家の片野かほり(1932-2016)の作品も併せて展示。藍と白が醸しだす、絞り染の魅力をご堪能ください。

藍染鎧段絞着物(部分)
片野元彦 1960~70年代

展示替のため休館(6/17–6/24)

食の器

2019年6月25日(火)–9月1日(日)

日々の食事で用いる食器は、その誕生から現在に至るまで、私たちに最も身近な生活工芸の一つです。本展では、実生活に交わる日用雑器に美を見出し、「生活と美の結合」を目指した柳宗悦のコレクションから「食の器」に着目し、日用の食器をはじめ、茶の湯と懐石の器、工芸作家の器など、食にまつわるさまざまな器を陶磁を中心に展観します。

河井寛次郎と濱田庄司の食器(柳宗悦使用品)

展示替のため休館(9/2–9/9)

柳宗悦と古丹波

2019年9月10日(火)–11月24日(日)

日本六古窯の一つである丹波焼に、いち早く正しい評価の光を当て、「最も日本らしき品、渋さの極みを語る品」と評したのは柳宗悦でした。本展では、当館ならびに丹波古陶館の優品の中から、中世期の自然釉の壺や江戸期に発達した赤土部釉・流釉・線彫・白掛の壺や甕・徳利・皿などを厳選し、古丹波の魅力に迫ります。

自然釉壺
鎌倉時代 13世紀 高42.0㎝

展示替のため休館(11/25–12/13)

2019年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—

2019年12月14日(土)–12月25日(水)

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展です。
(出品作:陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙・他)

※2019年12月14(土)は、西館は非公開となります。

平成30年度日本民藝館展
ポスター

展示替・年末年始のため休館(12/26-1/11)

祈りの造形 沖縄の厨子甕ジーシガーミを中心に

2020年1月12日(日)–3月22日(日)

祈りによって生まれた優れた造形は、常に宗教的な実用性を宿しています。それは作り手に、己を超えた大きな存在や亡き者を自覚させ、慎み深さや畏れる心、謙虚さを導き出しました。そして他の工芸品に比べ、個人や作為が表れることを抑え、美との結縁をいっそう濃くさせたのです。今展では新受贈の厨子甕を中心に、世界各地で作られた「祈りの造形」を紹介します。

厨子甕
陶器 琉球王朝時代 17世紀後半 高51.0cm

展示替のため休館(3/23–3/30予定)

HOME展示年間予定2019–2020年

TOPへ