日本民藝館

展示

年間予定 2023–2024年 

展示替のため休館(2023/4/3–4/12)

美しき漆 日本と朝鮮の漆工芸

2023年4月13日(木)―6月18日(日)

本展は、館蔵する日本と朝鮮の漆工芸を展覧するものです。日本漆工には柳宗悦(1889―1961)が好んだ「漆絵」が描かれたものが多く見られ、朝鮮漆工では貝片で模様を象った「螺鈿」が施された箱類が一際目を引きます。両国の優品に加えて、黒田辰秋(1904―1982)や丸山太郎(1909―1985)ら工芸作家の作品も紹介し、日本民藝館の漆工芸の真髄をご覧頂きます。

漆絵栗文瓶子
室町時代 16世紀 36.5×24cm

展示替のため休館(6/19–6/28)

聖像・仏像・彫像 柳宗悦が見た「彫刻」

2023年6月29日(木)―9月3日(日)

木喰仏や円空仏をはじめ、近世の神仏像には、庶民信仰を対象とした素朴な造形を数多く目にすることができます。本展は、民間仏や奉納面などの当館コレクションを、「彫刻」という観点から焦点をあてる試みです。朝鮮半島の仏像や中国の明器など東アジアの彫像のほか、各国の聖像や祖霊像、仮面など素朴な魅力に溢れる民間の彫刻を一堂に展示します。

石人(童子像または文人像)
朝鮮時代 114.5×34.5cm

展示替のため休館(9/4–9/13)

村田コレクション受贈記念 西洋工芸の美

2023年9月14日(木)―11月23日(木・祝)

故村田新蔵氏と洋子氏が蒐集した西洋を中心とする工芸品は、主に16世紀から19世紀までの民衆が用いた陶器、硝子、木工、金工などで形成されています。日本で人気を博すスリップウェアやウィンザーチェアなど、多数の優品が含まれた村田コレクション。本展は800点を超えるコレクションの受贈を記念し、両氏が生涯をかけて蒐めた西洋工芸の精華を紹介します。

スリップウェア皿
イギリス 18世紀 径38.8cm

展示替のため休館(11/24–12/9)

2023年度日本民藝館展 —新作工藝公募展—

2023年12月10日(日)―12月24日(日)

手仕事による伝統的な工芸品を中心に、日本各地の新作工芸品の数々を展示・頒布する、恒例の新作工芸公募展です。(出品作:陶磁・織物・染物・木工・漆工・金工・竹工・藁及草工・硝子工・紙・他)

2022年度日本民藝館展
ポスター

展示替・年末年始のため休館(12/25–1/13)

柳宗悦唯一の内弟子
鈴木繁男展
―手と眼の創作

2024年1月14日(日)―3月20日(水・祝)

その才能を柳宗悦によって認められた鈴木繁男(1914―2003)は、唯一の内弟子として1935年に入門、柳から工芸や直観について厳しく教育されました。陶磁器、装幀、漆絵など多岐な分野にわたる鈴木作品の特質は、筆や型を用いて施された品格ある模様の独自性でしょう。本展は没後20年に合わせ、工芸家・鈴木繁男の手と眼による仕事を顕彰するものです。

『工藝』第100号
和紙・漆 〔表紙装幀〕鈴木繁男 1939年

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